プロコンは、このようにステップ(セグメント)に、そのステップの内容を入力します。

上の例では、ステップ1〜3までは加熱動作ですが、ステップ4は冷却動作です。
この区別をさせるために、ステップ毎にタイムシグナル番号を加えます。
ステップ1〜3まではタイムシグナルの1番、ステップ4にはタイムシグナルの2番と入力します。
そうすると、ステップ1〜3の時は、タイムシグナル1と割り振られたプロコンの端子台がONします。これを制御盤が取り込んで、加熱として認識します。
同様にステップ4では、タイムシグナル2の端子がONして、制御盤は冷却を認識します。

ただし、染色機メーカーによって、タイムシグナル番号は違います。
ほとんどのメーカーは、1番が加熱で2番が冷却ですが、3番以降はまちまちです。
したがって、日阪様とニッセン様で、同じ温度パターンで運転する時でも、タイムシグナルだけは変更する必要があります。