PIDを、学生さんが就活をする時の、会社の評価に例えてみます。

比例制御(現状を見る)

現在の会社の大きさ(規模)を比較して評価します。
単純に大きい会社を高く評価し、小さい会社を低く評価するとします。
評価は会社の大きさに比例して決まります。

積分制御(過去の実績を見る)

過去、どのような推移で現在に至ったかで評価します。
現在、売り上げが10億円でも、10年前からどんどん上がってきたのか、また下がり続けてきたのかを評価します。

微分制御(現在の動向を見る)

近々の業績の動向で評価します。
つまり、今この会社は勢いがあるのか、衰退傾向なのかを評価します。

なんとなく分かって頂けたでしょうか?
(今年は娘が就活で、あちらこちらを飛び回っています。頑張って欲しいものです。)